SEO対策とは、「Search Engine Optimization」で、日本語に訳すと「検索エンジン最適化」になり、Webサイトを検索エンジンにきちんと認識してもらえるように最適化を行い、検索結果により多くのキーワードが上位表示されるようにするための施策です。
検索エンジンの仕組みと順位が決定する仕組み
では、検索エンジンはどのような仕組みでできていて、どのような基準で順位が決定されているのでしょうか?
検索エンジンは検索結果にサイトを表示させるために公開されているサイトやページをクロール(サイトやページの情報を取得)します。このクローラーはサイトやページに到達するとそこに記載のある情報を取得するだけでなく、記載のあるリンクを辿ってサイト内にあるページを移動し情報を取得していきます。
そして、取得した莫大な情報を検索エンジン内のデータベースに登録します。この登録をインデックスといいます。このインデックスされた情報はユーザーが検索した際に適切なページを表示させるために重要な要素となります。
実際にユーザーが検索した際には、この莫大なインデックス情報の中から、そのキーワードや類義語がページ内にいくつあるか、スパムページではないか、ページ内容の品質は高いか低いかなど様々な要素をわずか0.5秒の間に分析して各ページの総合点を算出し、検索したユーザーの画面にこの結果を表示しているのです。つまり、この総合点により、検索順位が決定されているのです。
検索エンジンのプログラムは情報を最適化するために日々アルゴリズムの変更を行い、アップデートを繰り返しています。アップデートを繰り返すことで、よりユーザーにとって有益な情報が公開できるようにしているのです。
Yahoo!とGoogleが日本で多くのユーザーに利用されている検索エンジンとお話をしましたが、実はYahoo!の検索エンジンの大元はGoogleから借りているものになります。つまり、検索エンジンのアルゴリズムについてそこまで大きな違いはありません。
SEOには、良質なコンテンツを作成後に行う対策として、大きく内部と外部の2つの施策があります。
内部対策とは、Webページの内容を検索エンジンにしっかりクロール、インデックスしてもらい、テーマ性を正しく評価させる施策です。
外部対策とは、他のサイトから被リンクを受け、クロールの促進や第三者からの評価を得るための施策です。
SEOにおいては基本的に「内部対策」が重要であり、外部対策(=被リンク獲得)は自分ではコントロールしづらい施策です。
Google独自の検索アルゴリズムは200以上の要素から構成されてますが、その中でも最重要素である「被リンク」と「コンテンツ」に重点をおいてSEO対策を進めることが上位表示を目指すためのポイントとなります。
ちなみに被リンクは、コンテンツなしには獲得することができません。
なので、まずはコンテンツ(ブログ記事)を作成して提供することがSEO対策で上位表示を目指すための第一歩となります。